Column of Uni Photo Gallery

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vol.5 いとしのサブカメラ⑤「Golden Half

Hello KittyのGolden Halfは今年2012年購入
ハーフサイズなので24枚撮りを入れると48枚撮れます

手のひらに乗るくらい小さくて
忘れるくらい軽い
たまにレンズ蓋も取るのを忘れてしまう

35mmフイルムを縦に分割して
1コマに2枚の画が撮れるのが特徴
出来上がったプリントは当然解像度が悪く
でもその粒子っぽさがいい雰囲気です

何も考えず
ただ撮って
だから余計 シャッターの音も軽く聞こえて

そんな風に軽く撮れてることに気付いて
気楽に撮るのもいいな
と余計気に入る可愛いカメラです



GH.jpg
付属フイルムはKodakGC400

FH000009.JPG
Myanmar, 2012
*35mmフイルムを縦に分割するので区切り線が入ります。

vol.4 いとしのサブカメラ④「Polaroid One Rossa」

真っ赤なポラロイド「Rossa」は2006年購入。
「フェラーリを彷彿させる赤」という文句で話題になった
限定カラーのポラです。

結婚式や誕生日会で活躍したけれど
もっと風景を撮ればよかった。

しゃいで人にあげてしまって
手元に写真が残っていないのです。

Polaroid社の600シリーズというフイルムは生産完了。
Impossible Projectで代替フイルムの制作が始まり
今はテスト段階ではあるけれど
なんとか撮れるフイルムが販売されています。

やり直しがきかない
その場の1枚しか撮れない
いつもなんとなく後悔が付きまとう

ポラの魅力はそんなところです。



pola.jpg
Rossaはイタリア語で「赤」

film.jpg
ImpossiblePJのフイルム

pola13.jpgpola23.jpg
Yamate/Yokohama, 2012
*Impossibleフイルム使用。まだまだ改良中らしいです。

vol.3 いとしのサブカメラ③「Autoboy Luna」

1997年、おじいちゃんに買ってもらった
初めてのマイ・カメラ
Canon Autoboy Luna (28-70mm Zoom)

レンズ蓋部分が、三日月の形だから、Luna=月
このカメラ、とにかく良く撮れる。
ネガなので、どんな環境にも強いことを差し引いても
とにかく優秀でした。

輪郭がきれい、発色が良い、フォーカスが早い
そういう基本的なことはクールにこなして
何がすごいかというと
出来上がってくる写真が、期待を裏切らなかった。

「覚えていたい」笑顔や空気を
確実にスナップ、写してくれたということ。

私の20代、楽しいもつらいも
全てを撮ったのはキミ。
十何年たっても、いい写真をありがとう。


Autoboy.jpg
永遠のコンパクト

FH000023.JPGFH010004.JPGFH010005.JPG
Yokosuka/Kanagawa, 1999

vol.2 いとしのサブカメラ②「NATURA-S」

2005年、富士フイルムの懸賞で当たりました。
FUJIFILM NATURA-S ピアノブラック(限定色)

ハガキには「写真が趣味です」と
アピールした覚えが・・・

ISO1600の超高感度フイルムを使って、
ノンフラッシュで暗所の撮影ができます。

グランドピアノのような漆黒のボディに
24mm単焦点
コンパクトカメラなのに広角単焦点?!
使いづらい、、
いや、そんな一本筋の通ったところがすきです。

若いころ、夜のカフェで、
よくコーヒーカップを撮りました。

Natu.jpg
 てかてか反射します

FH000001.JPGFH000005.JPG
Sin-Yurigaoka, 2005
*ノンフラッシュで撮影

vol.1 いとしのサブカメラ① 「SX-70」

購入したのは、2000年。
表参道か青山にある中古カメラ屋さんでした。
店構えは覚えているのに、名前が思い出せない。
最近、そんな場所が増えた気がします。

これ、いっちょ前に一眼レフなのです。ポラなのに一眼。
露出計も入ってる。すごい。
メカメカしい音でレンズが開き、重くシャッターが切れる。
すてき。
600シリーズという専用フイルムは、数年前に生産完了。
代替があるみたいだけど、それっきり撮ってないです。

フォーカスは甘く、アンダー傾向。
だけど、独特の色再現と、やさしい革の感触。

当時、写るもの全てがいとおしかった、
サブカメラ1号機です。

SX70-1.jpg
 こんなふうに開きます

SX11.jpg SX13.jpg SX12.jpg
Nagano, Tokyo, 2000