■写真展「CROSS×Remind」を終えて
自分の写真を飾り、友人や会社の仲間、カメラ友達や
立ち寄ったギャラリー巡りのお客さまに見て頂く。
なんて贅沢な時間だということに、気づきました。
最初は不安で、これでよかったのかと、もっと見栄えのする写真とか
もっと明るい写真とか、なにか他になかったのか、
そんなことをギャラリーで一人、考えていました。
友達が来てくれて、仕事仲間が来てくれて、
コーヒーを飲みながらいろいろ話して、少し落ち着きました。
いろんな質問をされるたびに、自分に答えている気がしました。
言い当てられるコメントをされるたびに、恥ずかしいけれど、嬉しく思いました。
今、私が選んだ26点は、何の妥協もなく、精一杯の色を出した26点です。
どこかでふと思い出し、いつか忘れていく記憶の色を、
見に来てくれてありがとう。
ひとりひとり抱きしめたいくらい、ありがとうって思いました。
宴のあとの、いいようのない寂しさを
次の写真で埋めることにします。
2012.2.27update